113番元素ニホニウム誕生物語

乙4の試験まで3週間を切りました。

化学の問題が解けなくて雑誌『ニュートン』を眺めていたら、脱線して戻って来れません。脱線ついでに化学の英単語を復習。



『ニュートン2016年3月号』に「113番元素の誕生物」という特集があります。周期表に日本発の名前が刻まれるんです。とても興味深かったので関連記事を調べました。

プレスリリース
http://www.riken.jp/pr/press/2012/20120927/digest/

原子番号113
元素名 nihonium (ニホニウム)
元素記号  Nh


理化学研究所 仁科加速器研究センター 113番元素特設ページ
http://www.nishina.riken.jp/113/


亜鉛(原子番号30、陽子数30個)とビスマス(原子番号83、陽子数83個)を融合させる。中性子放出後に基底状態のニホニウム113ができる。その後、6連のアルファ崩壊が起こる。

こちらのサイトに動画で説明があります。
http://www.nishina.riken.jp/113/approach.html




FBつながりの翻訳者さんが、マンガがありますよって教えてくださいました。
マンガ「113 ~ニホニウム発見に挑み続けた研究者たち~」
http://www.riken.jp/pr/fun/113/




ちなみに、原子番号117の元素 tennessine(テネシン、Ts)は、私が長い間住んでいたテネシー州(Tennessee)にちなんでいるそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%83%B3

英語の資格試験に取組中のみなさん、お互いがんばりましょう。

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元素  element
原子番号 atomic number
元素記号 symbol
中性子 neutron
陽子 proton
電子 electron
周期表 periodic table
融合反応 fusion reaction
アルファ崩壊 alpha decay


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